川崎春花が地元・京都で20歳の誓い「芯の強い人に」…女子ゴルフの新成人が3勝目に照準


成人の日を迎えた川崎春花は振袖姿を披露する(カメラ・石田 順平)

成人の日を迎えた川崎春花は振袖姿を披露する(カメラ・石田 順平)

 通算2勝の川崎春花(村田製作所)が8日、地元・京都の平安神宮で取材に応じ「もっと自分で考えて行動していきたい。しっかり自分の考えを持って、芯の強い人になりたい」と新成人としての誓いを立てた。

 白地にバラの花がデザインされた振り袖姿の川崎は「やっぱり優勝したい。そのためにもう少し準備は必要だと思う」と今季、2022年10月・マスターズGCレディース以来の3勝目に狙いを定めた。未勝利に終わった昨季を振り返り「皆さんが期待してくださっているのに振るわなかった。たくさん考えさせられた。スイングをもっと(確立して)、しっかり力を出せるように」と、得意のショット力を武器に巻き返しを誓った。

 ツアーはダイキンオーキッドレディス(2月29日~3月3日、沖縄・琉球GC)で開幕する。今月末からはタイで、ともに同学年の桜井心那、佐藤心結と約1週間、合宿を行う予定だと明かした。その後、台湾でも試合に出場するという。

 昨シーズン、痛みに悩まされた腰の状態については「大丈夫です。最近は自重と体幹トレーニングをして、腰を痛めない体づくりをしている」と強調した。神社ではおみくじを引いて「小吉」だった。昨年5月に20歳を迎えたが、お酒は飲めないそうで「ぶどうジュースでいいです(笑い)」。開幕まで2か月を切り「スタートダッシュして、波に乗っていけるように」と表情を引き締めた。

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