15歳の男子ゴルファー香川友が尾崎将司のジャンボアカデミー入り 5日に合格通知受ける


尾崎将司(左)と香川友

尾崎将司(左)と香川友

 男子ゴルフで3月に15歳7か月の史上最年少でプロ転向する香川友(とも、千葉・野田一中3年)が、国内最多ツアー94勝の尾崎将司(フリー)が主宰する「ジャンボアカデミー」の合格通知を受けたことが5日、分かった。

 香川は4日に千葉市内で公開された「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションISPS」に参加。豪快なショットを放ち、ジャンボから「今回受けた男子で一番いい。面白い」とたたえられていた。香川本人も「(ツアー外含め)100勝以上されているすごい方なので、いろいろ聞いてみたい」と弟子入りを心待ちにしていた。

 父・正宏さんによると、幼少時から国内外のトップ選手のプレー動画を見て研究する中で「友はジャンボさんの豪快なプレーがすごく好きだったみたいです。セカンドショットを曲げてピンを狙ったりする、そういう技をよく見ていました」と入門の動機につながったと説明した。

 また、昨年、米国・ロサンゼルスにゴルフ合宿に訪れた際には現地でお世話になった日本人プロゴルファーの知人が移動中の車内で尾崎が歌う五木ひろしの曲『山河』を繰り返し聴いていたという縁もあり、「友もジャンボさんの『山河』を目の前で聴きたい、と話しています」(父)と明かした。

 今後は練習スケジュールなどを詰めていくそうだが、できるだけ多く通う意向で“ジャンボ軍団”の一員としてプロ入りを迎える。「世界ランク1位」というジャンボな目標に向かって、原英莉花、西郷真央ら同門生とともに、偉大な師匠の下で腕を磨く。

 ◆香川 友(かがわ・とも)2008年7月31日、千葉・野田市生まれ。15歳。1歳から父・正宏さんが経営する「関宿ゴルフ練習場」で打ち始める。ドライバーはキャリーでの飛距離で300ヤード近く。小学6年の20年10月に茨城県内のミニツアーで、優勝したプロと同スコアの67でベストアマ、昨年7月の山梨オープンでもベストアマを獲得。これまでツアーは3試合に出場。憧れの選手はフィル・ミケルソン(米国)。趣味、特技は海釣り、サーフィン、スケボー、野球。好物は吉野家の牛丼。175センチ、103キロ。

 ◆スポンサーは10社 豫洲短板産業株式会社、明治安田、株式会社けんせつパーク、大門パフォーマンススタジオ、株式会社釣八、MASSパートナーズ法律事務所、ピレッティ、その他3社となっている。

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