タイガー・ウッズは49位発進「安定したプレーができなかった」 終盤は背中痛でまさかのシャンクも


◆米男子プロゴルフツアー ジェネシス招待 第1日(15日、カリフォルニア州リビエラCC=7322ヤード、パー71)

 歴代最多82勝のタイガー・ウッズ(米国)は昨年4月のメジャー、マスターズ以来10か月ぶりのツアー復帰戦。右足首の手術明けとなる大会ホストは5バーディー、6ボギーの1オーバー、72で回り、49位で滑り出した。

 1番パー5でグリーン右奥ラフからの第3打を1メートルに寄せてバーディー発進し、大歓声を浴びた。連続ボギー後、4番パー3はグリーンの傾斜を使い、ピン5メートルへ。バーディーパットを慎重に沈めると、6番パー3でも4メートルのスライスラインを決め、前半を1アンダーで折り返した。

 後半は一進一退。イーブンで迎えた18番は第2打でショットがまさかの右方向に出るシャンクにより、林に打ち込んだ。それでも続く第3打で2本の木の間を通す見事なリカバリーショットを見せ、グリーンに乗せて2パットのボギーでしのぎ、観客を沸かせた。

 ウッズはラウンド後のインタビューで「良いところも悪いところもたくさんあった。出入りが激しく、安定したプレーができなかった」とコメント。最終ホールでのシャンクの場面については「終盤の数ホールは背中がけいれんを起こしていた」と語った。

 この日は14ホール中、8回フェアウェーを捉え、最高飛距離は11番パー5で332ヤードを記録した。

 同大会はアマチュアだった16歳の時に初めて出場したツアー戦。最高成績は1998、99年の2位と勝利がない。12日には、テーラーメイド社と提携した新アパレルブランド「SUN DAY RED(サンデー・レッド)」を発表していた。

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