原英莉花「魂の転がりが足りなかった」 今季初戦は16位 次週日本開幕戦へ


◆米女子プロゴルフツアー ホンダLPGA 最終日(25日、タイ・サイアムCC=6576ヤード、パー72)

 原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーで16位だった。1番パー5で2オンに成功し、バーディーでスタートすると、10番では4メートル近いチャンスを沈めてガッツポーズ。18番パー5をバーディーで締めた。

 ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「1番からの流れはすごく良くて、前半もっと伸ばしたかったなっていうプレーが続いていた。後半になってショットが少し乱れ始めたときにパーセーブを続けられたことは良かったけど、もう少し伸ばして終わりたかった」と悔しがった。惜しいパットが続いたグリーン上については「思っている所には打てていたけど、なんかこう、魂の転がりみたいな、そういうちょっとのひと転がりが足りなかった」と総括した。

 昨秋の米ツアー予選会でスコア誤記で失格。今年の再挑戦を視野に入れている。スポット参戦での今季初戦を終え「戦うにあたって足りない部分もあるけど、通用する部分もあるかなと感じた。目の前にある試合の一打を大切に戦うというところを大事にしていきたいし、それに伴って世界ランクが上がっていけば」。次週は日本ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディス(29日開幕、沖縄)。新シーズンでの更なる飛躍を見据えた。

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