アン・シネ、5年ぶり日本ツアー復帰も雨女ぶり発揮に日本語で謝罪「スミマセン」


練習ラウンドでカメラに手を振るアン・シネ。5年ぶりに日本女子ツアーに復帰する(カメラ・今西 淳)

練習ラウンドでカメラに手を振るアン・シネ。5年ぶりに日本女子ツアーに復帰する(カメラ・今西 淳)

 女子プロゴルフツアーの今季開幕戦、ダイキンオーキッドレディスは29日から4日間、沖縄・琉球GC(6595ヤード、パー72)で開催される。5年ぶり日本ツアー復帰のアン・シネ(韓国)は27日、9ホールを回り調整。「コロナがあって(2020年以降は)試合に出られなかった。中途半端に終わっていたので、はっきりした形にしたかった」と母国ではなく日本ツアーを選んだ理由を説明した。

 今大会は初出場。「この大会に出てみたい気持ちはずっとあった。今回出場できることを楽しみにしている」と明るい表情で語った。「緊張感や期待感が大会を通じて感じられる。そういうものが自分の中でのシナジー効果を生み出すので、ものすごく楽しみ」と開幕を心待ちにした。

 オフはアメリカで合宿を行った。だが、雨の日が多く外での練習は思うようにできなかったという。韓国に戻っても雪が降り、今週は連日、雨予報となっている。「私が雨女なのでこういう天気になってしまって、申し訳ないと思っています。スミマセン」と日本語で謝罪した。

 復帰戦は緊張しているという。「緊張はしていますが、うまくスタートできるようにしたい」。「セクシー・クイーン」と呼ばれ、フィーバーを起こした。今週の見所を問われると「ポイントというよりかは、試合に立っているところを感謝の気持ちを持ってお見せしたいのが一番」と答えた。予選通過を目標に4日間ギャラリーに感謝のここがこもったプレーを見せる。

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