西郷真央、雨天なんの6バーディーで単独首位浮上 「しっかりコースマネジメント」で2位に4打差


8番ティーショットを放つ西郷真央。通算11アンダーで単独首位に立った(カメラ・今西 淳)

8番ティーショットを放つ西郷真央。通算11アンダーで単独首位に立った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 第2日(1日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 2打差の2位から出た、2022年大会の覇者・西郷真央(島津製作所)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。強い雨の降る中、ビッグスコアをマークし、2位とは4打差。「しっかりコースマネジメントをして、スコアメイクするというのが一番の課題だった。そこはしっかりクリアできた」とうなずいた。2年ぶりの大会制覇に大きく近づいた。

 スタートの10番で残り138ヤードの第2打を、9アイアンで1メートル弱につけてバーディー発進。15番では左から風が吹く中、縦距離を意識して5メートルにつけると、大きく曲がるフックラインを見事読み切り、流れに乗った。「グリーンが小さい分、外さなければバーディーチャンスだと思う」とパーオンを意識し、順位を上げた。

 22年大会Vといい印象のある大会。今季は主戦場を米ツアーとし、次の日本ツアー出場は未定だと話す。「出るからにはいい結果を」と今大会にかける思いは強い。

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