国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(81)が4日、都内で退任会見を開いた。
後任の次期会長には日本男子ツアー通算30勝の倉本昌弘氏(68)の就任が最有力な情勢となっていることが同日、分かった。複数の男子ツアー関係者が明らかにした。永久シード保持者は選手会長を長らく務め、日本プロゴルフ協会会長も14年から4期8年務めた。
11試合だったシニアツアーを20年には18試合まで増やした実績を持つ。同じ広島県出身の谷原秀人選手会長(45)とも親交があり、今年2月に選手会のアドバイザーに就任。選手会の理事候補者リストに名前を連ねており、今月19日のJGTOの社員総会と臨時理事会を経て選出される見込み。28日の24年シーズン開幕戦、東建ホームメイトカップ(三重)には新会長として臨む見通しで来季以降、ツアー試合数増へ向けた手腕が期待される。