昨季シニアツアーで賞金王に輝いた宮本勝昌(シーミュージック)の祝賀会が7日、都内で行われた。「こういう会はコロナ前の出来事。日頃スポンサードしていただいている方々に、感謝とお礼が言えれば」と開催を喜んだ。昨季は3勝を挙げて初のシニアツアー賞金王となった。「レギュラー(ツアー)時代もできなかったこと。それは非常に嬉しく思う」と目を細めた。
今季は同ツアーの海外メジャー3試合と、米同ツアーの予選会受験を予定。「自分が若いころにアメリカで挑戦して、歯が立たなかった選手たちにも今なら戦える」と自信をのぞかせた。シニアツアーを優先して出場するが、レギュラーツアーにも13~14試合の出場を予定。昨季シードを獲得できなかったが、生涯獲得賞金25位以内の資格を行使し、「シード復活を目指して戦っていく」と開幕戦の東建ホームメイトカップ(27日開幕、三重)から出場すると話した。
祝賀会には85人が出席。ツアー通算30勝の倉本昌弘氏が乾杯のあいさつを行った。