◆米男子プロゴルフツアー プレーヤーズ選手権 最終日（１７日、米フロリダ州ＴＰＣソーグラス＝７２７５ヤード、パー７２）
首位と７打差の９位から出た松山英樹（ＬＥＸＵＳ）は５バーディー、ボギーなしの６７と伸ばし、通算１５アンダーの６位となった。
２番パー５でアプローチをピンそばに運びバーディー先行。３番パー３では第１打を１・５メートルにつけて連続バーディーを奪った。８番パー３は約１５メートルのバーディーパットを沈め、前半に３つ伸ばした。
後半に入っても、１１番パー５でグリーン手前バンカーから難しい状況の第３打を６０センチに運んでバーディーを奪うと、１４番では５メートルを沈めるバーディーで、６７のラウンドとなった。
中継局のインタビューで「ショットもパットも抜群な感じではなかったが、しっかり伸ばすことができてよかった。（感触は）あまりよくなかった。試行錯誤しながら、自信もって打てるものを探しながら、やっていた。それが早い段階でくれば、もう少しアグレッシブにプレーすることもできたが、あまりうまくいかなかった」と振り返った。
４日間を総括し「ショットもいいところもあれば、ひどいところもあったりしたが、これを続けていけば、上位にいけるのかなというのは何となく見つかっている。しっかりとモノにできれば」と前向きに話した。今後の調整に関して「前の２週間は腰を痛めてしまった。そういうものがないように、オーバーワークにならないよう頑張りたい」と話した。
世界ランク１位のスコッティ・シェフラー（米国）が６４で回り、通算２０アンダーで大会初の連覇を達成。２週連続優勝で通算８勝目を挙げ、優勝賞金４５０万ドル（約６億７０５０万円）を獲得した。１打差２位にブライアン・ハーマン、ザンダー・シャウフェレ、ウィンダム・クラーク（いずれも米国）が入った。