JGTO倉本昌弘・新副会長、積極的な情報発信の考え「迅速な発表と透明性を」


JGTOの副会長に就任した倉本昌弘氏から報道陣へウナギ弁当の差し入れが行われた(カメラ・豊田 秀一)

JGTOの副会長に就任した倉本昌弘氏から報道陣へウナギ弁当の差し入れが行われた(カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ(28日開幕、三重・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71)

 男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の倉本昌弘・新副会長が27日、会場で取材に応じ、今後は理事会後に情報公開に努める考えを改めて表明した。「理事会はいろいろなものを決める場。すぐにマスコミの方に(情報を)出していかないと私はダメだと思う。良いものも、悪いものも出していく。批判を受ければ、それに取り込んで改善していく。情報の迅速な発表と透明性をすぐにやっていきたい」と話した。

 ツアー開幕を翌日に控え、選手に期待することとして「選手たちは選手会(の活動)も一生懸命やってくれているが、本来の選手会の姿は運営などに携わることではない。それは我々が担うもの。選手たちがしっかりとゴルフ場でパフォーマンスが発揮できるように、社会貢献ができていくような環境を作ってあげる(のが仕事)。ファンや多くの人たちに希望や夢を与えるのが選手の仕事なので、ぜひそうしてほしいと思う」と語った。

 JGTOは19日の社員総会と臨時理事会を経て、元副会長で米ミネソタ州立大特別功労教授の諸星裕(ゆたか)氏を会長に選出。副会長は倉本、選手会長の谷原秀人ら4人が務めている。

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