女子ゴルフの今季国内メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップ(5月2~5日・茨城GC東C、報知新聞社後援)の出場登録が12日に締め切られ、ともに米ツアーを主戦場とする日米通算9勝の古江彩佳(富士通)、21年大会覇者の西村優菜(スターツ)、勝みなみ(明治安田)、稲見萌寧(Rakuten)がエントリーを済ませたことが分かった。前年覇者で今季から米ツアーメンバーとなった吉田優利(エプソン)は欠場する。
現在、世界ランクで日本勢2番手の22位につけ、8月のパリ五輪へ出場圏内(決定は6月下旬)にいる古江が国内メジャーに帰国参戦する予定だ。22年大会覇者で国内2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は世界ランク25位で3番手。2人を含めた代表の座(現状2枠)を巡る争いは6月のメジャー・全米女子プロ選手権まで続くが、このサロンパスカップも重要な一戦となりそうだ。
今年は21年以来、3年ぶりに東コースで開催される。前回、東Cで大会を制したのが西村だ。日本ツアーは今季初出場の予定で、優勝経験のある舞台でプレーぶりに注目が集まる。
◆世界ランク日本勢上位4人(8日時点)
19位 畑岡奈紗
22位 古江彩佳
25位 山下美夢有
26位 笹生優花
▼パリ五輪 女子ゴルフは8月7日から4日間開催。代表は6月24日の世界ランクを基にした五輪ポイントで決定(現状、日本からは2枠)