平田憲聖「僕には合ってない」ポイント制も、5位でホールアウト 「いつもより攻めることができた」


17番でティーショットを放つ平田憲聖(カメラ・富張萌黄)

17番でティーショットを放つ平田憲聖(カメラ・富張萌黄)

◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第1日(9日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)

 ツアー唯一のステーブルフォード方式(ポイント制)の大会第1ラウンドが行われた。ツアー2勝の平田憲聖(エレコム)が7バーディー、1ボギーの66で回り、13点でホールアウト時点で5位につけている。

 スタートの10番で幸先良くバーディーを奪った。その後も12番から3連続で伸ばし、ポイントを稼いだ。だが、後半はチャンスにつけるが、決められない場面が続き、「もう少し伸ばしたかったというのが正直なところ」と好発進にも悔しさをのぞかせた。この日は朝から冷え込み、飛距離にも影響があったという。

 ポイント制の試合は2年前の前回大会以来となる。「あまり爆発力があるタイプじゃないので、僕には合ってないんじゃないですかね」と分析。それでも、「今日はいつもより攻めることができて、バーディーに生かすことができた」とうなずいた。

 朝の練習場で左手首を痛めたというが、プレーが終わる頃には治まったという。前週は12位と、徐々に自身の調子も上がっている。「明日からもバーディー合戦だと思うので、置いていかれないように、普段よりも積極的にチャンスを作れるように頑張りたい」と残り3日へ気を引き締めた。

 ◆ステーブルフォード方式 アルバトロス8点、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点、ダブルボギー以上またはホールアウトしない選手はマイナス3点とスコアを得点化して順位を競う。良いスコアほど得点が高く、大たたきしても3点しか失わないため、攻撃的なゴルフが展開される。

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