清水大成、“おはようイーグル”から5位へ浮上 初Vへ「明日が一番大事」


15番で第2打を放つ清水大成(カメラ・富張萌黄)

15番で第2打を放つ清水大成(カメラ・富張萌黄)

 ◆男子プロゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ 第2日(10日、群馬・ザ・クラブゴルフビレッジ=7172ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、9位から出た清水大成(ロピア)が1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算20点で首位と3点差の5位に浮上した。

 スタートホールの1番パー4(325ヤード)。ドライバーを握り、1オンを狙ったが、わずかに届かずグリーン手前のバンカーにつかまった。だが、56度ウェッジで放った第2打がカップに吸い込まれ、朝イチの“おはようイーグル”と幸先良く発進した。その後もバーディーを積み重ね、8点を獲得し、順位を上げた。

 前週の中日クラウンズでは、第1ラウンドの11番で70センチのパットを外した。その後も3パットなど、得意のグリーン上で苦戦。今週はこれまで約1年使っていたピン型から、マレット型のパターに変更し、試合に臨んでいる。「安心感がある」と自信を取り戻し、パットを打てている。

 今季は日大時代の同期・桂川有人が日欧共催の「ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」で優勝。「同世代は刺激ばかりもらっている」と自身も続きたい思いは強い。今年は賞金ランク上位を目標とし、米ツアーの予選会(Qスクール)受験を考えていることも明かした。ツアー初優勝を目指す飛ばし屋の清水。いい位置で週末を迎えることとなり、「明日が一番大事。パー5を取って、2桁ポイントにいけば優勝争いできる」と残り2日間へ気を引き締めた。

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