山下美夢有、岩井ツインズとの同組ラウンドに「どっちかな?と思って。声も一緒なので(笑い)」


10番、ティーショットを放つ山下美夢有。この日は4アンダーで4位タイ(カメラ・渡辺 了文)

10番、ティーショットを放つ山下美夢有。この日は4アンダーで4位タイ(カメラ・渡辺 了文)

◆女子プロゴルフツアー RKB×三井松島レディス 第1日(10日、福岡CC和白C=6305ヤード、パー72)

 2年連続年間女王で昨年大会2位の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は6バーディー、1ダブルボギーで4アンダー、68で首位と1打差の4位で滑り出した。

 5つ伸ばして迎えた16番パー3で痛恨のダブルボギーも、直後の17番で1・5メートルを沈めてバーディー。「ショットも良い感じで振れていて、悪い感じではない」と及第点を与えた。

 この日は昨年Vの岩井千怜、双子の姉・明愛の「岩井姉妹」と同組のプレー。昨年大会最終日にプレーオフを戦った3人でのラウンドとなり、山下は「なんかもうプレーオフした感じが(記憶に)残っていて(笑い)。良い組み合わせで楽しく回れました。ペアルックもしていて」と、ピンクのウェアで統一した岩井姉妹について笑顔で語った。「どっちかな?と思って。一緒すぎて、声も一緒なので」とツインズとの共演を振り返った。

 今季初Vに向け、第2日以降へ「グリーンが非常に硬くなってきている。(グリーンを狙うショットの)縦距離が重要になってくる」と気を引き締め直した。パリ五輪争いでは最新の世界ランクで国内3番手の27位に浮上し、圏内(2番手)の古江彩佳に0・01ポイント差に肉薄している。五輪代表決定の6月24日に向け、9日には「しっかりベストを尽くしたい」と話していた。

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