パリ五輪ゴルフ 報奨金は金メダルが2000万円 ユニホームは「富嶽三十六景」


パリ五輪ゴルフのユニホーム発表会を行った丸山茂樹・日本代表監督(カメラ・岩原 正幸)

パリ五輪ゴルフのユニホーム発表会を行った丸山茂樹・日本代表監督(カメラ・岩原 正幸)

 日本ゴルフ協会は27日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を開き、パリ五輪で日本代表選手がメダルを獲得した際の報奨金を発表した。金で2000万円、銀で1000万円、銅で600万円で、前回の東京大会と同額となった。

 また、本大会で選手が着用するユニホームは赤、白、紺をベースにした全5種類のデザインが発表になった。テーマは「ジャポニズム」で、葛飾北斎の「富嶽三十六景」をイメージしたものになっている。東京大会から選手の声をフィードバックし、機能性も向上。通気性の優れたウェアに袖を通した丸山茂樹日本代表監督も「最高のものができたと思っている。僕らが着ている感じでは、すぐにこのまま球を打てそうな雰囲気」とお気に入りの様子だった。

 リオデジャネイロ五輪から3大会連続でチームを率いる丸山監督は「やることは変わりない。選手が気持ちよくプレーできる環境を作れるようにサポートしたい。五輪は日本で話題になる国際大会。前回の東京大会で稲見(萌寧)選手が銀をメダル取ったときに非常に盛り上がった。男子も取れるようにサポートしていきたい」。服部道子日本代表コーチは「通常の試合と異なる部分もあるので、自分たちの空気感でプレーできる環境作りをしていきたい」と話した。

 男子は6月17日、女子は同24日の世界ランクを基準とした五輪ポイント上位者(現状各2枠)が出場権を獲得する。

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