
10番、ティーショットを放つ小祝さくら (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(6日、兵庫・六甲国際GC=6526ヤード、パー72)
ツアー通算10勝の小祝さくら(ニトリ)が10バーディー、1ボギーの63で回り、9アンダーの暫定首位でホールアウトした。
10番から出ると、8メートルを沈めた13番から16番まで4連続バーディー。18番も4メートルのバーディーパットを沈めると、4番まで5連続バーディー。6番でバーディー後、最終9番でボギーとしたが、ビッグスコアを記録した。
米国帰りの強行日程にも「スッキリしていた。足の疲れが少しあるが、つらいとか、体の状態で疲れがあるとかは感じなかった」と前夜は6時間半の睡眠で回復した。
前週のメジャー、全米女子オープンでは9位と健闘。最終日は優勝した笹生優花と2サムでプレーし「すごいナイスプレーを間近で見ることができた。結構、日本の試合で回ったことがあり、久しぶりだなと思いプレーしていた。距離も飛ぶし、ショット、アプローチ、パターも全部素晴らしい。いい刺激をもらった」と振り返った。
「先週はすごく耐えるコースで我慢のコースだった。今週の会場は全然違い、攻めのゴルフをしなければいけない。しっかり切り替えてプレーすることができたのは良かった」とうなずいた。
3月末のヤマハレディースに続く、今季2勝目へ好スタートを切った。