松山英樹「いい距離が入ってくれているので助かった」 ボギーなしの66で3差8位急浮上


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 第2日(14日、米ノースカロライナ州パインハースト・リゾート=7569ヤード、パー70)

 第2ラウンドが行われ、50位から出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、ボギーなしでこの日のベストスコア66をマークし、通算2アンダーで首位と3打差の8位に浮上した。「出だしのパーパットもそうだし、16番のパーパットもそうだけど、いい距離が入ってくれているので助かった」と振り返った。

 スタートの10番パー5でティーショットを右に曲げたが、3メートル弱のパットを沈めてパーをセーブ。11番で第2打を1・2メートルにつけてバーディーを先行させた。13番はグリーン左バンカーからの第3打を1メートルにつけてパー。

16番では2メートルを流し込み、ピンチを脱した。17番パー3でもグリーン左バンカーから寄せてパーを拾い、前半のうちに1つスコアを伸ばして通算1オーバーで折り返した。

 後半も1番で3メートル、2番で1メートル半を沈めてしぶとくパーを拾う。3番で残り138ヤードの第2打を2メートル半に運んで決めきると、4番で6メートル、5番パー5で3メートル弱をねじ込み3連続バーディーを奪取し、リーダーボードを駆け上がった。

 日本勢は6人が出場し、松山が唯一の予選突破。メジャー17試合連続の決勝ラウンド進出となった。大会最高位は2017年の2位。ムービングデーへ「いい位置で明日終われるように頑張りたい」と意気込みを語った。21年のマスターズに続くメジャー2勝目へ、日本のエースが優勝争いに割って入った。

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