◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 第2日(28日、神奈川・戸塚CC=6697ヤード、パー72)
第2日は荒天のため中止となった。第1ラウンドで65をマークし、自身初の単独首位発進を決めた桑木志帆(大和ハウス工業)が取材に応じ、「残念ですけど、雨の中やるのがいいかわからない。ゆっくり休めるのでいいと思う」と中止を前向きに捉えた。コースには午前5時10分に訪れ、ほかの選手と談笑しながら過ごしていた。
大会は54ホールの短縮競技に。初優勝へチャンスも増えたように思えるが「本当は4日間やりたかった」。それでも初日に2打のリードを持ってスタートしたことは、大きなアドバンテージとなる。「この位置(首位)で3日目を迎えられるので、いい部分もあると思う。3日目、4日目も伸ばしていきたい」と残り2日間へ意気込んだ。
中止決定後はギャラリーへのサイン会を行い、軽めのトレーニングに向かった。夕方からはネイルサロンに行くという21歳。「どんなデザインにしようかな」と心待ちにしていた。昨年大会2位の雪辱へ、気分を上げて残り36ホールを戦い抜く。