渋野日向子&勝みなみペア、ラウンド中に夜ご飯の会議 「ガーリックライスにするか、バターライスにするか」


◆米女子プロゴルフツアー ダウ選手権 第1日(27日、米ミシガン州ミッドランドCC=6291ヤード、パー70)

 ツアー唯一のペアマッチが開幕した。一つの球を交互に打つフォアサム形式で、第1ラウンドが行われ、渋野日向子(サントリー)・勝みなみ(明治安田)組の「H&M」は1バーディー、2ボギーの71で1オーバーの43位スタートとなった。ラウンド後には中継局WOWOWの取材に応じ、渋野は「何とか2人で耐えられた」。勝は「あっという間に時間が過ぎて、楽しい一日を過ごすことができた」と振り返った。

 3番で勝が1・5メートルを沈めてバーディー先行に。だが、中盤はパーオンに苦しみ、アプローチとパターでしのぐ時間が続いた。勝は「しぶこ(渋野)が攻めてくれて私もアプローチを頑張ろうと思ったが、近くにつけることができなかった。しぶこにはしびれるパーパットを残してしまったが、入れてくれてありがたい」とチームワークの良さが出ていたという。

 常に会話をしながら笑顔でラウンド。終盤はこの日の夜ご飯の会議が行われていた。「ご飯をガーリックライスにするか、バターライスにするか」(渋野)。当初はオムライスを作るという話になっていたが、途中で様々なアイデアが出て、予定が大きく変わったという。

 第2ラウンドは各自のボールでプレーし、ホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボール形式で行われる。渋野は「明日はいっぱいバーディーを取れるように。攻められるように頑張りたい」。勝は「息を合わせることが大事。しぶこがバーディーを取ったホールは遠慮して(笑い)、交互にバーディーを取れるように、積み重ねていけるように頑張ります」と意気込んだ。

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