古江彩佳は1打差2位で最終日へ「バーディーチャンスにつけられず、厳しいラウンド」 ティーショットの修正誓う


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第3日(13日、フランス・エビアンリゾートGC=6527ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)未消化分と第3Rが終了した。2打差の単独首位から第3Rを出た古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算13アンダーで、トップと1打差の2位に後退した。

 古江は2番パー3で2・5メートルを沈めてバーディー。4、6番でともにグリーンを外したが、アプローチでしのぎパーセーブすると、8番パー3で1・5メートルを決めて前半に2つ伸ばして折り返した。

 後半は11番でティーショットを左に曲げてボギー。12番で3メートルのバーディーパットを沈めたが、13番でラフからの寄せで6~7メートルのパーパットを残し、ボギーとなった。

 朝5時にはホテルを出て、23ホールと長丁場の一日を終えた後、中継局WOWOWのインタビューに応じ「朝から夕方までかかって長い1日だったなと思う」と語った。第2R後は「おなかもすくと思ったので、少し食べたり、リラックスしたり、寝たりして過ごした」という。70の第3Rを振り返り「ショットが荒れている分、バーディーチャンスにつけられず、パーセーブ(の場面)が多かったので、厳しいラウンドではあった」と話した。

 ティーショットが左に行く場面も見受けられ「左に曲げたくないところで曲げてしまったりというのがあったので、そこは修正して明日に臨みたい」と分析した。1打差を追い、初のメジャー制覇がかかる最終日に向け、「明日もしっかり切り替えて集中して、楽しんで頑張りたい」と逆転を見据えた。

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