◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 最終日(1日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)
単独首位から出た河本力(大和証券)はこの日第2ラウンドの残り4ホールをプレーし、3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの74と落とし、通算3アンダーで10位となった。「54ホールやれると思っていたので、36ホールで終わってしまったというのは残念。でも、残り4ホールショットに関してはすごく良く打てていたと思う」と手応えをつかんで大会を終えた。
今朝は雨の中ランニングとトレーニングをして、4ホールに臨んだ。週末の2日間はプロゴルファーの姉・結が観戦に訪れ、助言をもらった。「昨日スコアを崩してしまって、その内容だったり、練習の仕方だったり、アドバイスをもらって、今朝やってみたら良かった」。第3日終了後には家族やキャディーらで食事。「結がどん底に行ったときほど崩れていない。伸びしろしかない」と激励を受けたという。
スタートダッシュに成功するも、イレギュラーな状況が続き第2ラウンドはスコアを崩した。「初日いい位置だったので、勝ちたい試合だった。このモンスターコースで、勝つには飛距離が必要。そこを活かして、来年また優勝できるように、トレーニングと練習していきたい」と力を込めた。2日からは日本オープンの予選会、5日からは韓国での試合を控える。「すごく満足いくショットが増えると、ゴルフも楽しくなる。早く試合したい」と疲労感を見せず、次のフィールドへ向かった。