2年連続年間女王・山下美夢有が今季初Vに王手「全体的にリズムが良かった」「明日も伸ばせるように」


2番、バーディーパットを決めて引き締まった表情の山下美夢有(カメラ・馬場 秀則)

2番、バーディーパットを決めて引き締まった表情の山下美夢有(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック 第2日(14日、愛知・新南愛知CC美浜C=6560ヤード、パー72)

 2位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)が5バーディー、ボギーなしの67で、通算12アンダーの単独首位に浮上し、今季初優勝に王手をかけた。1番で10メートル超のバーディーパットを沈め、2番もショットを2メートルにつけ連続バーディー。首位タイで迎えた最終18番で3メートルのバーディーを決め、このホールをボギーとした菅楓華(ニトリ)を2打リードして最終日に向かう。

 「今日はまずまず。全体的にリズムが良かった。100ヤード以内が大事になると思っていて、良い流れでつけられたらと思っていた」とプレーを評価した。

 今季はまだ勝利がなく、前週のソニー日本女子プロ選手権で6度目の2位。パリ五輪では表彰台まであと一歩となる4位で、悔し涙を流した。昨年最終戦のJLPGAツアー選手権リコー杯以来の通算12勝目へ、残り一日となり「とりあえず目の前のことに集中して、明日もしっかり伸ばせるように頑張りたい」と気を引き締めた。

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