中野麟太朗「勝ってマスターズへ」 日本勢4人目のアジアアマ制覇目指す 10月に御殿場で開催


中野麟太朗

中野麟太朗

 10月に開催されるゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権(3~6日、静岡・太平洋クラブ御殿場C=7217ヤード、パー70)の会見が17日に行われ、2年連続の出場で昨年日本アマ覇者の中野麟太朗(20)=早大3年=、2018年大会優勝の金谷拓実(26)=Yogibo=らが出席した。

 優勝者には翌年のマスターズ、全英オープンの出場権が与えられる。昨年は28位と悔しい結果に終わった中野は「今年はアジアアマに勝って来年のマスターズに出ることをずっと目標にしてきた。優勝を狙って全力でプレーしたい」と意気込みを語った。

 金谷は「日本開催ということで、中野選手をはじめ日本の選手に優勝を目指して頑張ってほしい」とエールを送り、「終盤の4、5ホールはバーディーも出るし、特に18番はイーグルもあるし、ダブルボギーもある。スコアが動きやすいホールが続く。力がある選手が優勝すると思う」と語った。

 日本開催は14年ぶり2度目。埼玉・霞ケ関CCで開催された10年大会では松山が優勝し、翌年のマスターズでローアマを獲得している。過去に3人の日本選手が制覇。10、11年に松山英樹、18年に金谷拓実、2021年に中島啓太が優勝し、翌年のマスターズ切符をつかんだ。

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