稲見萌寧 3か月ぶり米ツアーでイーブンパー 「アンダーを出せる雰囲気もあり、ちょっと良くなってきた」


稲見萌寧

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◆米女子プロゴルフツアー クローガー・クイーンシティー選手権 第1日(20日、米オハイオ州TPCリバーズ・ベンド=6705ヤード、パー72)

 約3か月ぶりの米ツアー出場となった稲見萌寧(Rakuten)は10番から出て、3バーディー、3ボギーのイーブンパー、72で回り70位でスタートした。

 前半の12番パー3で4メートルを沈めるバーディー。14番で3オンから1・5メートルのパーパットを外してボギー。18番パー5は7メートルのバーディーパットを沈め、笑顔を見せた。後半は、2番でバーディー、3番でボギー後、最終9番で第1打を右に曲げてボギーとなった。

 ラウンド後は「いいところもあれば、(一方で)ミスもあり仕方のない部分もあった。アンダーを出せる雰囲気もあり、ちょっと良くなってきたなというのがあるので、その辺はひと安心」と一定の手応えを口にした。コースを回った印象について「トリッキーな感じで、ティーショットも大事になる。飛距離が出て短い番手で打てるほうがすごく有利だと思うが、その辺は仕方ない。その辺の(ショットの)コントロールがどんどん良くなればいい」と語った。パッティングについては「すごく良かった。最終ホールの前まではすごくうまく打てたが、カップの手前でイメージと違う動きをして入らなかったりというのが何個かあったので、このままパッティングのほうは継続できたらいい」と話した。

 6月以来の米国で、今月は国内で2戦して予選落ち、40位だった。第2日に向け「とりあえず終わって、疲労も考えながら練習して、調整していけたら」と見据えた。

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