◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第2日(27日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)
首位と4打差12位から出た岩崎亜久竜(あぐり、フリー)が6バーディー、ボギーなしで、この日ベストの65をマークし、通算9アンダーで1打差2位に浮上した。「ティーショットがそんなにばらけていなかったのと、アイアンも先週より調子よくなってきた。パットの距離感も昨日より良かったので、楽にプレーできた」とうなずいた。
前半の12番パー5でティーショットを右に曲げた。第2打もミスショットで、警戒していた左バンカーへ。だが、そこからピン奥1メートルにつけるショットで、スコアを伸ばした。18番では10メートルのバーディーパットを沈めるなど、グリーン上も好調。「すごい満足」と言葉は少ないが、充実の一日となった。
今大会終了後の賞金ランク5位以内の選手には、年内に開催される米ツアーの2次予選会(Qスクール)の出場資格が与えられる。岩崎はすでに1次にエントリーしているが、2次からの出場は当然狙っている。同ランク10位につけ、5位との差は約1600万円で優勝が必須。「今週までなので勝たないと」と今季2勝目を強く意識する。22年大会は最終日に66をマークし、9位に入っている。「あまりボギーを打たないように、丁寧に頑張りたい」と残り2日間へ意気込んだ。