原辰徳氏 初日80も2バーディーに及第点「だるまさんに目が2つ入った」夜は巨人のCSをテレビで応援


1番、ティーショットを放つ原辰徳氏(カメラ・富張萌黄)

1番、ティーショットを放つ原辰徳氏(カメラ・富張萌黄)

◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケルクラシック 第1日(18日、静岡・裾野CC=6993ヤード、パー72)

 大会6年ぶり出場となる前巨人軍監督の原辰徳氏は2バーディー、8ボギー、1ダブルボギーの80で第1ラウンドをホールアウトした。この日は、国内男子ツアーの永久シード保持者・倉本昌弘(フリー)、大会3連覇の経験がある高橋勝成(シナコバ)とのラウンド。「我々世代のレジェンド。いい経験をさせてもらえた」と感慨深く一日を振り返った。

 1番の選手紹介では「読売ジャイアンツ 4番 サード 原辰徳 背番号8」と現役時代をほうふつとさせるアナウンスをされた。「いいショットだった」と自画自賛のティーショットは270ヤード飛ばし、フェアウェーに運んだ。残り131ヤードの第2打をピン手前5メートルに乗せ、バーディー発進。ガッツポーズも飛び出し、多くのギャラリーを盛り上げた。「緊張はスポーツにおいてとても重要。味わうことができない緊張感に、熱い血が流れた」。

 その後はパーオンに苦しみ、ボギーが続いたが、11番でもバーディーを奪った。「66歳にしてはまずまずでしょう。バーディー2つは、だるまさんに目が2つ入ったみたいな感じ」と自身に及第点を与えた。「夜はジャイアンツを応援して」と自身の第2ラウンドを前に、クライマックスシリーズを戦う巨人へ、テレビ越しのエールを送ると話した。

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