宮本勝昌、連覇へ向け「ゴルフとしては100点」の首位発進 「優勝できるようにベストを尽くすだけ」


10番、ティーショットの行方を見送る宮本勝昌(カメラ・富張萌黄)

10番、ティーショットの行方を見送る宮本勝昌(カメラ・富張萌黄)

◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケルクラシック 第1日(18日、静岡・裾野CC=6993ヤード、パー72)

 昨年大会覇者の宮本勝昌(シーミュージック)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、首位発進を決めた。「ゴルフとしては100点。スコアも満足はしている。でも、内容は良くないので、問題は山積している」と好スコアにも、ショットの面でやや不安を残していると話した。

 5番で下りのパットを沈めてバーディー先行。その後も5つのバーディーを重ね、ノーボギーで初日を終えた。だが、最終18番パー5では、2オンに成功するも痛恨の3パット。「バーディーで上がれれば良かった」とミスヒットとなった80センチのバーディーパットを悔いた。例年は8月に行われている大会で、今年はグリーンスピードの違いを感じている。「できるだけ(入る)確率が高そうなところから打ちたい」とマネジメントを心がけると話した。

 昨年大会でシニアツアー初優勝を飾った。過去22回行われているが、連覇を達成したのは6人と高確率。宮本もいい滑り出しを見せ、「しっかり修正して、明日(19日)には良い状態でプレーできるようにしたい。優勝できるようにベストを尽くすだけ」と昨季シニアツアー賞金王が、自身初の大会連覇へ挑む。

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