馬場咲希は39位フィニッシュ 「すごく勉強になったので、次に生かせていけたら」 12月は米予選会に出場


馬場咲希

馬場咲希

◆女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス 最終日(27日、埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)

 23位から出たルーキーの馬場咲希(サントリー)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算5アンダーの39位で終えた。最終18番パー5では飛距離を生かし、2オンに成功。バーディーで締めくくり、「きょうは耐えるゴルフになってしまって、バーディーも全然取れてなかったんですけど、最後の最後に取れて良かった」と笑みを浮かべた。

 初日はツアー自己ベストタイの66をマークして、首位と1打差2位の好発進。だが、第2ラウンドでは73とスコアを落とした。「今までツアーに出させてもらった中ではあまりなかった。2日目のいつもと違う雰囲気だったり、すごく勉強になったので、次に生かせていけたら」と収穫をつかんだ。プロとしての日本ツアーデビュー戦となった2週前の富士通レディースでは、優勝争いをしながら、最終ホールで急失速。「今回、初日は良かったですけど、2日目うまくいかなくて、そこから次の日の切り替えというか、すごく勉強になった」と前戦とは違った学びがあったと振り返った。

 今後は米ツアー出場権をかけた最終予選会(12月5~9日、米アラバマ州・モービル)に挑む。当面は国内で調整し、11月末に渡米予定。昨年は3打届かず、今年は米下部ツアーを主戦場としていた。雪辱を胸に、世界を見据える。

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