平田憲聖「焦りはない。自分のゴルフをするだけ」 トップに立つ賞金王レースで2位以下が接近中


12番、アマチュアの選手に指導する平田憲聖(カメラ・岩田 大補)

12番、アマチュアの選手に指導する平田憲聖(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス プロアマ戦(13日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 今季4勝で賞金ランクトップの平田憲聖(エレコム)はプロアマ戦後に取材に応じ、「自分のベストを尽くして、上位で争いたい。ビッグスコアをバンバン出すようなコースじゃないと思うので、60台をコンスタントに出し続けたい」と意気込みを語った。

 昨年は3日目に4位に順位を上げた末の7位だった。コースとの相性は悪くない。「広いコースよりは狭いコースの方が好き。その点は相性がいいのかなあ。苦手意識はあんまりないけど、明日から苦手になっているかも」と笑いを誘いつつ、攻略の鍵にティーショットを挙げた。「林に行っちゃうとボギーが濃厚。フェアウェーから打てれば、ある程度スコアを作っていけそうなコースなので、そこは大きいポイントになる」と話した。

 前週の三井住友VISA太平洋マスターズは47位に終わり、賞金王レースで2位の金谷拓実(Yogibo)に約700万円差まで詰め寄られた。「焦りとかはない。あんまり2位以下(の金額や差)も見ていない。自分のゴルフをするだけ。自分のゴルフをして、いい順位で終えたら結果は必然的についてくる。今はそこだけを目標にやっている」。ポーカーフェイスを崩すことなく、目の前の一打に集中する。

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