蝉川泰果が4差2位浮上 13番で1オンイーグル披露 「良い流れが来ている」


18番、ホールアウトする蝉川泰果(カメラ・岩田 大補)

18番、ホールアウトする蝉川泰果(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第2日(15日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 首位と2打差の8位から出た蝉川泰果(アース製薬)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算10アンダーで4打差2位に浮上した。「ノーボギーで回れたのもそうですけど、(13番で)イーグルパットを決められた瞬間も良い流れが来ているんじゃないかと思った」とうなずいた。

 前半に3つ伸ばすと、13番で1オンに成功。3メートルのイーグルパットを決め、見せ場を作った。「左の木が少しせり出してきてるので、ドロー(右から左に曲がる)をかけて打った。うまくドローがかかって、キャリーでグリーンをキャッチして、それがうまく止まってくれた」。今週はドライバーからウェッジまで13本のシャフトを総取り換え。「いいショットの手応えも、ちゃんと球に出てくれるようになってきた」と好調の要因となっていると話した。

 首位には62をたたき出したマックス・マクグリービー(米国)が立っている。蝉川のプレー中にもスコアを伸ばしていたが、意識はしていなかったという。「とにかく予選落ちをしないように考えていた。自分のプレーに集中していた」。3日には結婚を発表した。愛妻のためにも今季初優勝を目指す。

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