４番、ティーショットを放つ山下美夢有（カメラ・馬場 秀則）
◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第３日（１６日、愛媛・エリエールＧＣ松山＝６５７５ヤード、パー７１）
山下美夢有（みゆう、加賀電子）は７バーディー、ボギーなしでこの日最少６４を記録し、通算１９アンダー。２位に４打差をつけ単独首位を守り、完全優勝に王手をかけた。
前半は２番で１メートル、４番で２メートル、７番、８番でともにショットを１メートルにつけるなど好調で４つ伸ばし、後半も最終１８番で５メートルを沈めるなどさらに３つ伸ばした。「ショットでついたバーディーがほとんど。（３日間で４打リードに）パターが入るとスコアが出る」と満足そうに話した。
今季は２位が７回で、優勝は１０月の富士通レディースの１度。前週の伊藤園レディスで最終日１８番のボギーで４位に終わり、竹田麗央の初の年間女王がシーズン２戦を残し決定となった。今季２勝目、通算１３勝目のかかる最終日へ「スコアを見ている通り、伸ばさないと。１打でも少なく上がれるように」と気を引き締めた。