原英莉花が4年ぶり大会Vへ67で1差2位発進 「しっかりバーディー取れたのは久しぶり」と手応え


10番、バーディパットを沈めた原英莉花(カメラ・岩田 大補)

10番、バーディパットを沈めた原英莉花(カメラ・岩田 大補)

◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(21日、宮崎・宮崎CC=6497ヤード、パー72)

 20年大会覇者の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が7バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで首位と1打差の2位で好発進した。

 3番で残り130ヤードから9アイアンで3メートルにつけてバーディーを奪うと、4番で1メートルのバーディー。6、7番でも伸ばし、後半は10番から3連続バーディーを奪った。終盤の16、17番で連続ボギーを喫したが、メジャー4勝目へ好位置で初日を終えた。

 「序盤から久しぶりにいいスタートが切れて、流れを切らしたくなかった。思い切りアイアンショットを打てて、距離感が合っていた」と満足げに振り返った。今季はメルセデス・ランク25位で最終戦に出場。最近は「左に行くミスが出る」と分析し、大会前に自ら作製を依頼したという練習用のシャフトの柔らかいドライバーを練習器具として使用し、「左に行かせたくないと思うと、下半身が止まって振り抜きが悪くなるのをどうにかしたかった」と狙いを明かした。

 初日の67は優勝した20年大会と同じスコア。「超えたかったー」と苦笑しながらも「しっかりバーディー取れたのは久しぶり。夏ぶりくらい」と手応えを感じており、表情は明るかった。

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