松山英樹は暫定44位 FWキープ率21・43%で「ティーショットがほとんどフェアウェーに行かなかった」


◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン 第1日(6日、米アリゾナ州・TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)

 第1ラウンドは日没のためサスペンデッドとなった。2016、17年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は5バーディー、4ボギーの70で回り、首位と6打差の44位からのスタートとなった。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「ティーショットがほとんどフェアウェーに行かなかった。チャンスにつけられなかった」と振り返った。

 10番スタートのこの日は13番パー5。3打目をピンに絡めてスコアを伸ばした。15番パー5では1・5メートル、17番で4メートルを決めて、3アンダーで折り返した。2番で初のボギーをたたくも3、4番で連続バーディー。だが6番で3パットのボギーをたたくと、7、8番と3連続ボギーを喫した。

 この日のフェアウェーキープ率はわずか21・43%。ティーショットの取り組みには、納得感があるというが、「フェアウェーに行かないから、そのあとのアイアンショットが全然ジャッジできない。(感触は)悪くないところもあるが、思うようにいかない」ともどかしさを吐露した。「グリーンが硬いし、伸び悩むと思う。明日はしっかり伸ばして、上位でプレーできたら」と過去2勝のコースで巻き返しを狙う。

 久常涼(SBSホールディングス)は3バーディー、5ボギーの73で92位。ウィンダム・クラーク(米国)が7アンダーの64をマークし、単独首位に立っている。

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