
笹生優花
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第1日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)
海外メジャーの全米女子オープン2勝で今季日本ツアー初参戦の笹生優花(アース製薬)は15番パー3での5オン2パットの「7」が響き4オーバー76、107位と出遅れた。
14番パー5でティーショットを右林に打ち込みながら、4メートルのパーパットを沈めてガッツポーズ。1アンダーを維持し、終盤のチャージを予感させた15番で、トラブルに見舞われた。
第1打は突風に運ばれ、グリーン左奥の林へ。暫定球を打ったが、球はOBゾーンから外れていた。木の根元付近にあり、テークバックを取ることが難しい状況。第2打を試みたが、より木に近づき状況は悪化した。アンプレアブルを選択し、5打目でようやくグリーンを捉えた。
「ティーショットを曲げてしまって、そこからのリカバリーが上手くいかなかったのでしょうがない」と振り返り、「行ってみたら難しいライだったけど、あそこまで(球が)行ってしまったら、良いライでなんかできない。悪いライであるべき所」と口にした
前週の海外メジャー今季第3戦、全米女子プロ選手権を最終日まで戦い帰国した。時差ぼけや疲労が残っているであろう初日のラウンドを終えて「疲れていないです。まだまだ行けます」と頼もしく言い切った。「決勝ラウンドに残れるように明日は頑張りたい。バーディーを取るしかない」。アース製薬所属のホステスプロが、底力を見せる。