![勝みなみ(AP)](https://golf.hochi.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/20250208-OHT1I51057-L.jpg)
勝みなみ(AP)
◆米女子プロゴルフツアー ファウンダーズ・カップ 第2日(7日、米フロリダ州・ブラデントンCC=6465ヤード、パー71)
首位と2打差の6位から出た勝みなみ(明治安田)は8バーディー、2ボギーの65をマークし、通算10アンダーで2打差2位としている。ツアー3年目で悲願の初優勝へ、好位置で週末へ向かう。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「前半バーディーが先行して、(5番から)4連続バーディーがあって、9番でボギーを打ったあとに粘ってパーを取れていた。流れを作って12番でバーディー。流れを切らさずプレーできていた一日だった」と振り返った。
前半から流れをつかんだ。2番でバーディー先行。4番を落としたものの、5番からは圧巻の4連続バーディーを奪った。6番パー5は3打目をピン左70センチにピタリ。7番で4メートルを沈めると、8番パー5は再び第3打をピンに絡めスコアを伸ばした。後半に入っても3バーディーをマーク。日没時間の迫った最終18番は、ティーショットを大きく右に曲げ2打目もグリーンに乗せられずだったが、見事なリカバリーでパーをセーブ。「めちゃくちゃ終えたかった」とこの日中のホールアウトにも安心した表情を見せた。
ビッグスコアにもショットには満足していないという。それでも「(チャンスに)ついたところでバーディーが取れたり、長いバーディーパットが入ってくれた。パットにも感謝したい」とこにほのパット数は「25」を記録した。8つのバーディーは「淡々とゴルフして、一打一打攻め方を考えて取っていた。実感のある6アンダーだった」と手応えのあるラウンドだったという。
悲願の米ツアー初優勝へ、2打差で週末へ向える。「1つでもスコアを伸ばしたい。もう少しショットが良くなればバーディーチャンスが増えると思う。いろいろと試して、楽しく回りたい」と残り2日間へ気を引き締めた。