松山英樹は暫定62位 上がり2ホール連続で池ポチャも予選通過濃厚 ティーショットは徐々に手応え


◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン 第2日(7日、米アリゾナ州・TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)

 第2ラウンドは日没のためサスペンデッドとなった。44位から出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算2アンダーでカットライン上の暫定62位としている。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「相変わらずパッティングは良くない。ショットが少し上向いたかと思ったが、最後2ホールで良くなかったので何とも言えない」と悔しさをのぞかせた。

 3番パー5で2オン2パットのバーディー先行。その後はパーを拾う展開が続いたが、ともにパー5の13、15番で伸ばした。だが、1オンを狙った17番(332ヤード)でティーショットがグリーン左の池に捕まった。3打目を1メートルに寄せるも、カップの縁をなめてボギーに。続く最終18番でもティーショットを左に曲げて、池に入った。連続ボギーをたたき、予選通過の当落線上でこの日を終えた。

 第1ラウンドに続きティーショットに苦戦。「フェアウェーには行っていないけど、感触は良くなっている。これがどうつなげていけばいいのかなという感じ」と徐々に手応えはつかみつつあるようだ。暫定62位も、予選通過は濃厚。過去2勝のコースで復調の兆しをつかむ。

 久常涼(SBSホールディングス)は5バーディー、2ボギーの68で回り、1アンダーの79位と予選落ち。64をマークしたトーマス・デトリー(ベルギー)が12アンダーで単独首位に立っている。

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