国内女子ゴルフ開幕戦 地元・沖縄県出身の大会ホステスプロ・新垣比菜は「不安と楽しみが半分半分」の開幕前日


練習グリーンで笑顔を見せる新垣比菜(カメラ・今西 淳)

練習グリーンで笑顔を見せる新垣比菜(カメラ・今西 淳)

 国内女子プロゴルフツアー今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスは6日~9日、沖縄・琉球GCで開かれる。ツアー2勝の新垣比菜(26)=ダイキン工業=は5日、プロアマ戦で最終調整した。

 沖縄・うるま市出身で5年連続13度目の出場。大会主催のダイキン工業所属のホステスプロとして開幕戦を迎える。「しっかり練習してきたつもりではあるんですけど、明日、試合が始まらないとどれくらいのスコアで回れるか、調子とか分からないので。不安と楽しみと半分半分という感じです」とほほえんだ。

 この大会は2019年に2位に入るも、22年以降は3年連続で予選落ち中。「実力不足かなと思います。毎年、スコアを出すのが難しいと思ってしまう。他の試合よりかはよくない結果だとショックも大きいです。地元ですし、所属でもあるので、開幕戦で緊張するのもあります」と苦笑い。

 今オフは師事する青木翔コーチの指導を受けに、兵庫・六甲国際GCで合宿を張った。「アイアンショットのレベルアップと、パターとかはデータを見ながらコーチと修正する感じでしたね」。3メートル前後のパットを見直し、アイアンを振り込んできた。

 昨年6月のヨネックスレディスでは、6年ぶりの復活優勝を飾った。1998年度生まれの黄金世代の人気プロは「優勝もしたいですし、優勝できなくても平均的にいい結果を出したいです。予選通過してトップ10の試合を増やしていきたいです」とうなずいた。

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