全国マッチプレー戦覇者の吉﨑マーナが72で首位タイ発進「目の前の1打に集中し、明日は60台を目指す」


全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会が開幕

全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会が開幕

報知新聞社後援 「2024年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 文部科学大臣楯争奪 個人戦」  第1日(19日、高校男子=オリムピックGC、同女子=チェリーヒルズGC、中学男女=三木GC)

 季節外れの降雪により、1時間以上ティーオフが遅れたが、寒さに負けず、中高生ゴルファーが熱い戦いを繰り広げた。

 高校男子は、スタートが遅れた影響で1組を残し、日没サスペンデッドとなった。明朝から残りホールを消化した後、第2ラウンドが行われる。暫定トップは、1ホールを残し69で、女子プロゴルファー清本美波の弟・清本貴秀(福井工大高1年)が立っている。

 同女子は、72で首位に5人が並ぶ大激戦となっている。昨年11月の全国マッチプレー戦を制した吉﨑マーナ(沖縄カトリック高2年)は「沖縄で見ることができない雪が降ったので、テンションが上がりました。ショットは良くなかったが、パターが入ってくれた」と、耐えるゴルフで全国大会2冠に挑む。

 また、昨夏の全国大会団体戦優勝メンバーの岩永杏奈(大阪桐蔭高1年)は「風が強く、ショットが悪かった。ショットを修正して明日にのぞみたい」と、意気込んだ。

 中学男子は、3アンダー69でプレーした長﨑大星(日章学園中3年)が首位。同女子は、本村紅音(宝塚中2年)が2アンダー70でトップに立った。

<2日目上位成績>

▼高校男子〈1〉清本貴秀(福井工大福井高1年)69〈2〉小谷海斗(代々木2年)72〈3〉中本旺希(広島県瀬戸内2年)、河口聖哉(興国1年)73※清本、小谷は残り1ホールを残しての暫定順位。

▼高校女子〈1〉中嶋月葉(作陽学園2年)、斎藤碧夏(札幌光星2年)、岡嵜マイヤ(岐阜聖徳学園2年)、吉﨑マーナ(沖縄カトリック2年)、岩永杏奈(大阪桐蔭1年)72

▼中学男子〈1〉長﨑大星(日章学園3年)69〈2〉神永直輝(東蒲3年)、伊藤海智(倉敷第一3年)、石口寛樹(大正3年)、戸村空汰(霞ヶ関3年)、三瀬瑛大(加賀1年)72

▼中学女子〈1〉本村紅音(宝塚2年)70〈2〉永山藍生(千代3年)、岩永梨花(塚口1年)71〈4〉赤穂未来(広陵2年)、小田祐夕(深川3年)72

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