
菅沼菜々(左)と共にラウンドする石川遼(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー 前沢杯 第1日(24日、千葉・睦沢町・MZGC=6652ヤード、パー70)
新規大会「前沢杯」の第1ラウンドが行われ、ツアー20勝の石川遼(カシオ)は3バーディー、2ボギーの1アンダーでホールアウトした。
前半の2番、5番とボギーが先行したが、6番で初バーディーを奪って後半へ。11番パー4は第1打を左へ曲げ、隣のホールから75ヤードの第2打を3メートルにつけてバーディー。16番パー3は第1打をピンそば数十センチにつけてバーディーを奪った。
男子ツアー初参戦となった菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)、ツアー31勝の片山晋呉(イーグルポイントGC)と同組でプレーし「脱帽という感じでした」と振り返った。片山とは終始、和やかな雰囲気で話しながら回り「JGTOのレギュラーツアーというのを忘れてしまうような雰囲気で、すごく楽しかった」。菅沼とは初めて一緒に回り「すごいプレーをしていた。素晴らしい」と語った。
グリップ部分が長いパターを今週から投入。試行錯誤を続ける中、この日は短いパットを外す場面もあったが「そこはだいぶ途中からは合わせていけたので、良かったと思う」と話した。2日目に向けて「ショットのミス、パットのミスもあった。そこを修正してやれればと思う」と見据えた。