
18番、バーディーパットを外し、神谷そらに逆転優勝を許した金沢志奈(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー SkyRKBレディス 最終日(18日、福岡・福岡雷山GC=6489ヤード、パー72)
首位から出た金沢志奈(クレスコ)は4バーディー、ボギーなしの68をマークしたが、67で回った神谷そら(郵船ロジスティクス)に逆転で敗れ、2位に終わった。
初優勝には1打届かなかった。神谷、小祝さくら(ニトリ)と並ぶ首位で出ると、2番、4番、8番と順調にスコアを伸ばす展開。11番のバーディーで神谷と小祝に4打差をつけた。
だが、12番以降はバーディーを奪えない中、終盤にまくられた。2人が2オンを狙った18番パー5で第3打をピンに寄せられずパー。見事にイーグルを決めた神谷に逆転された。「そらちゃんもさくらちゃんもいいプレーをしていた。最後は私がバーディーを取って優勝しないといけない場面だったので、パーになってしまったことが悔しかった」と肩を落とした。
第1日は2位、第1日は1位と好調で迎えた最終日。プロ9年目の29歳は「思ったよりも自分のプレーに集中できたし、いいプレーができた」。4バーディー、ボギーなしの68で回ったが、優勝はならなかった。それでも、次戦に向けて「また来週からも楽しみ」と前を向いていた。