男子ゴルフ昨季から1増の25試合に 10月に千葉でフォーティネット・プレーヤーズ・カップ開催発表


会見に出席した(左から)堀川未来夢、谷原秀人、岩崎亜久竜

会見に出席した(左から)堀川未来夢、谷原秀人、岩崎亜久竜

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日、都内で会見し、新規大会「フォーティネット・プレーヤーズ・カップ」の開催を発表した。10月30日から11月2日の4日間、千葉・成田ヒルズCCで行われる。72ホールストロークプレーで、出場人数は96人を予定。今季の大会数は昨季から1増の25となった。

 プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品に続く選手会主催の大会。共催がJGTO、特別協賛がフォーティネットジャパン合同会社で、賞金総額は1億円、優勝賞金は2000万円となった。「プレーヤーとファンが、かつてなく強くつながる大会」がコンセプトで、大会ロゴには「飛ばせ、つぎの次元へ。」の一文が添えられた。今後、選手が「18の質問」を用意し、1万人のファンにアンケートを実施。意見を吸い上げ、ファンの声を形にする大会を目指す。

 谷原秀人選手会長は「男子プロならではの迫力ある真剣勝負を見せるのはもちろんのこと、これまでにないネットワークを活用した様々な企画と共に、この大会に参加した全ての人たちから『行って良かった』『見て良かった』『つながって良かった』と思ってもらえる大会へと成長させていきたい。この大会が近い将来、ファンの皆様から日本ツアーを象徴する大会の一つと呼ばれるように選手一同全力で臨んでいく」と語った。

 JGTOの倉本昌弘副会長は「男子ゴルフが脚光を浴びながらも試合数が少ない現状を危機と感じた選手会が、新しいメジャーのような大会を開催できないかという思いから、スポンサーさんを探していたところ、フォーティネットさんが手を挙げてくれた。選手会が主体となって大会を作り、JGTOはサポートしていく。選手にはこれを『第5のメジャー』として大きくしていってほしい」と展望を述べた。フォーティネットジャパン合同会社の米野宏明氏は契約について「単年ではなく複数年。長期でお付き合いさせていただくことを目指していく」と明かした。

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