
2番、水分補給をする大久保柚季(カメラ・渡辺 朋美)
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(9日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、単独首位で出たプロ2年目の大久保柚季(加賀電子)が3バーディー、8ボギー、2ダブルボギーの81と落とし、通算4オーバーでトップと2打差の4位に後退した。
最大瞬間風速14・9メートルの強風が吹き荒れた中、大久保が優勝戦線に残った。
「前半は何が悪いのか全く理解できなかった」。序盤からアプローチやパットに精彩を欠き、2番からダブルボギー、ボギー、ダブルボギーと3ホールで5つ落とした。7番から9番までボギーが続き、前半でまさかの45をたたいた。「昨日よりパッティングが全然良くなかった。途中からパーの取り方を考え始めて、前半はボギーペースで本当に90を打つんじゃないかと頭によぎった」と苦笑いを見せた。
後半は12番のボギー、13番のパーで長めのパットを決めたことで「悪い流れを断ち切れた」。14番6メートルを沈め、ツアー史上最短98ヤードの15番パー3、16番パー4はたて続けにピンそば1メートルに寄せて3連続バーディー。後半は36で回り、意地を見せた。
姉でキャディーの咲季さんとのコンビが光った。12番は姉の助言を信じて58度ウェッジで放ったショットは、風の影響もあって大きくショートし、「このままいったら、マジで90打つからな!とお姉ちゃんに言いました」。その後は姉の言葉を「あんまり聞かずにやった」と笑った。
5時間半以上の長いラウンドを終えた22歳は「長かった。6歳くらい老けました。頭の中に何も残ってない」と笑わせた。スコアを大きく崩したが、全体の平均スコアが「79・7424」と大荒れだったため、首位と2打差の4位に踏みとどまった。
最終日は最終組の1つ前の組で臨む。昨季下部ツアー3勝で賞金女王に輝いた大久保は「去年の3勝は全部、最終組の1つ前の組からだった。逆に良かったと思う。緊張も少しは和らぐと思う」と逆転Vはあきらめない。(星野 浩司)

