小祝さくら「まあまあかな」 5打差5位にジワリ浮上 上位に未勝利勢 逆転での今季初優勝へ


2番でティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・山崎 賢人)

2番でティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・山崎 賢人)

◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス  第3日(12日、北海道・真駒内CC空沼C=6688ヤード、パー72)

 7位から出た小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーで、トップと5打差の5位に順位を上げた。「前半はボギー、バーディーが続いたけど、バーディーをしっかり取り戻せたので、まあまあかなと思う」と振り返った。

 後半にペースを上げた。ショットをピンに絡め、3つ伸ばした。10番で残り115ヤードの第2打をピッチングウェッジで80センチへ。12番パー5は第3打をOKにつけ、15番では110ヤードの第2打を48度のウェッジでカップまで30センチの距離に運んだ。

 「このコースはフェアウェーを捉えるのが難しい。ティーショットを頑張ろうという感じでやっていたけど、なかなか…。6番はフェアウェーに1回も行っていなかったり難しいホールが多いので、明日はフェアウェーキープを頑張りたい」と意気込みを語った。

 小祝は北広島市出身で、2023年に地元優勝を飾った大会だ。「毎日たくさん応援に来てくれるので、頑張ろうって思いながらやっている」。上位にツアー未勝利が顔をそろえるなか、通算11勝の底力を見せる。

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