◇米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第3日(12日、フランス・エビアンリゾートGC=6504ヤード、パー71)
第3ラウンドが行われ、38位で出た吉田優利(エプソン)は8バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算9アンダーで一気に上位に浮上した。
出だし1番で4メートル、3番で2メートル強に乗せてバーディー。7番は下りの3メートル、8番は8メートルのパットをねじ込んで2連続、後半は14番から3連続バーディーと量産した。「今年一番いい」と自賛するショットはフェアウェーキープ率92・3%と絶好調。最終18番もバーディーで締め、初出場の難コースで63のビッグスコアをたたき出した。ホールアウト時点で首位と1打差の暫定4位につけ、米ツアー初優勝を射程にとらえた。
吉田は大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「全部うまくかみ合ってくれた」と語った。
◆吉田優利の一問一答
―第3ラウンドを振り返って
「昨日までなかなかうまくかみ合わなかった部分が全部うまくかみ合ってくれた」
―メジャーで上位浮上
「いいゴルフはしていると思うので、あとは本当にスコアメイクの部分だけかなと思う。今日もミスが何個かラッキーで寄ってくれたり、フェアウェーに戻ってきてくれたりしたけど、今日はすごいいい一日だった」
―山下美夢有と同組で回った
「今年はけっこう美夢有ちゃんと回ることが多くて、本当にいつもキレイなスイングだなと思って自分も参考にしているところが多いし、本当に楽しく回れた」
―ショット、パットの感触は
「ショットは3日間、割といい形で打てている。パッティングはちょっとずつグリーンが速くなってきているところがあるので、そこをちょっと打ち切れなかったなという反省がある」
―最終日に向けて
「今日みたいなゴルフができれば最高だけど、なかなか出るゴルフじゃないので、でも今日みたいなゴルフを目指しつつつ、明日もいっぱい伸ばせたらなと思う」