
3番ティーショットを放つ河本結(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 最終日(20日、宮城・仙台クラシックGC=6642ヤード、パー72)
16位から出た河本結(リコー)は6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算14アンダーで今季2度目の2位で大会を終えた。「体も整っていたし、メンタル的にも整っていたので、それが良かった。久々にちゃんとゴルフができた感じで、やるじゃん、みたいな感じだった」と振り返った。体調不良と腰痛で、前週まで2戦連続で棄権していたが、復調を遂げた。
16番パー5でピンまで210ヤードの第2打を3番ウッドか3番ユーティリティーで迷った。「奥は嫌だしと思って短いクラブで打ったら振り遅れちゃって、右手前のバンカーに入った。ピンまで30ヤードで、パットもけっこう切れるラインを残してしまった。あそこで今日の勝負はついた」。スコアを伸ばせなかった終盤のロングを悔いたが、今季6度目のトップ3フィニッシュ。昨年8月のNEC軽井沢72以来となるツアー3勝目は近い。
今大会は開幕前日の16日にコース内でクマの目撃情報があった影響で、3日間の短縮競技となった。