◆米女子プロゴルフツアー ISPSハンダ スコットランド・オープン 第2日(25日、スコットランド・ダンドナルド・リンクス=6538ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、米ツアー初優勝を狙う勝みなみ(明治安田)は7位で出て5バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算7アンダーで首位と5打差の6位に浮上した。
前半で1つ伸ばして折り返し、11番パー3ではもう少しでホールインワンというス―パーショットで数10センチに寄せてバーディー。12番は第1打を左に曲げたが、芝が短く刈り込まれたラフに止まる幸運にも恵まれ、ピンそば1メートルに寄せてスコアを伸ばした。
13番は4メートル強のパットを沈めてパーセーブ。16番でボギーをたたいたが、直後の17番で第2打を約1・5メートルにつけてバウンスバックした。強風の影響もあり、フェアウェーキープ率は2日連続の57・1%にとどまったが、粘りのゴルフで好スコアをたたきだした。
首位と5打差の6位。トップ10以内で決勝ラウンドに臨むのは、2位で予選突破した2月のファウンダーズ・カップ(7位)以来。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「久しぶりにいい位置で終えられたので、明日は『どんどん行け!』っていう気持ちで、自信を持って頑張りたい」と語った。
◆勝みなみの一問一答
―第2日を振り返って。
「最初からティーショットも良くて、バーディーチャンスにつくことが多かったので、バーディーを先行してラウンドできた。2つボギーがきて、そこもしょうもないボギーだったので、明日はティーショットを完璧にして、少しでも多く伸ばせるようにしたい」
―11番、12番で連続バーディー。13番はナイスパーセーブだった。
「13番はボギーかなと思ったところでパットが入ってくれた。今週はパットもショットもかみ合っていて、いい週だなと感じる」
―ショットの感覚は。
「今日は割とリズム良く打てていると思うので、いい感じです」
―17番でバウンスバックした。
「17番はけっこう距離が残ったけど、自分を信じて打つことができたので、すごく良かった」
―パットのタッチが合っている印象。
「前の人の打ったボールの切れ方を見て、分からないところの傾斜があるので、勉強してます」
―決勝ラウンドに向けて。
「久しぶりにいい位置で終えられたので、明日は『どんどん行け!』っていう気持ちで、自信を持って頑張りたい」