宮里優作「大きな輪になって広がって」 能登で男子ゴルフ新規大会 ペアマッチに女子プロ16人参戦


ペアマッチをホールアウトしギャラリーとタッチを交わすリシャール・ミル所属の宮里優作(カメラ・今西 淳)

ペアマッチをホールアウトしギャラリーとタッチを交わすリシャール・ミル所属の宮里優作(カメラ・今西 淳)

◇男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー ペアマッチ(30日、石川・能登CC=7142ヤード、パー72)

 リシャール・ミルとスポンサー契約を結ぶ宮里優作(大和ハウス工業)は開幕前日の30日、女子プロゴルファーを交えたチャリティーペアマッチに木下彩と組んで出場し、ギャラリーを沸かせた。29日から2日間行われたペアマッチには、青木瀬令奈ら女子プロ16人が参加。「業界全体でやっていこうという起爆剤になってくれたら。大きな輪になって広がっていったらいいなと思う」と思いを込めた。

 今大会は能登半島地震の復興支援を目的とした新規大会で、賞金の5%を被災地支援のために寄付する。「能登でゴルフのトーナメントをしてチャリティーをできる場を作っていただいてありがたい」と開催に感謝。「試合を通じてチャリティーをするということは僕らが一番やらないといけないこと。この試合で使命感というか、プロゴルファーになった意義を感じてほしいなと思う」と呼びかけた。

 今季は5月の中日クラウンズの2位が最高。1か月のオープンウィークは地方大会の北陸オープン、宮城オープンに参戦し、試合勘を磨いてきた。「こまごましたものに安定感がない。ショットはアイアンの精度がまだ全然足りない。全体的に良くなってきてはいるけど、そのへんが課題」と現状を語り、「左ドッグレッグが多くてフェーダーにはきついけど、なんとか(ショットを)駆使して頑張りたい」と大会への意気込みを語った。観戦は無料(事前登録制)で、会場では輪島朝市などの協力を得て新鮮な食材や名産品を販売する。

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