
カーキ色のウェアでプレーした工藤遥加
◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第2日(23日、神奈川・大箱根CC=6652ヤード、パー72)
8位で出た工藤遥加(加賀電子)は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算6アンダーで首位に3打差の6位につけた。「グリーンが速くて難しいけど、やりたいことがコースでできてる。全体的には内容がいいかなと思います」と手応えを語った。
工藤といえば、黒や白のウェアを着ることが多いが、この日はカーキ色のポロシャツに白の短パンでプレーした。「今週は黒(いウェア)を着ないでおこうかな」と高らかに宣言し、「自分も暑いし、黒だと見ている人に『暑い』と思わせてしまうので…」と笑わせた。
酷暑下の連戦に「けっこう疲れてます。休みたいと思いつつ、試合に出られるありがたみがある」と休まず出場し続けている。32歳ベテランは「年齢を重ねたら、30代のステージでコンディションを整える方法を探っていかないと選手生命が短くなってしまう」とコンディション調整に励み、食事は「小麦はあまり摂らず、和食を食べたりしてます」。暑さ対策は「涼し気のあるウェアを着たりです」とニヤけた。
3月のアクサレディス宮崎で初優勝し、来季の出場権を確保した。「シード(権争い)とかは関係ないので伸び伸びできるけど、もったいない試合はしたくない」と言い切り、「優勝の意識? あまりない。ハーフを回って1打差とかならプレッシャーをかけたいけど、かけたい思ってもかけられない。自分のプレーに徹するだけ」と冷静に見据えた。