新垣比菜、沖縄尚学の甲子園初Vに「生きてて良かった」 沖縄・興南高出身の26歳が歓喜


新垣比菜

新垣比菜

◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第2日(23日、神奈川・大箱根CC=6652ヤード、パー72)

 沖縄県出身の新垣比菜(ダイキン工業)が、23日に全国高校野球選手権で初優勝した沖縄尚学(沖縄)を祝福した。

 沖縄・興南高出身の26歳は、ホールアウト直後に吉報を聞くと「(興奮が)ヤバくて…。先週からずっと見て応援していて、緊張しすぎて心臓がキーンってなってた。本当にうれしいです」と大喜び。興南が春夏連覇した2010年を振り返り「沖縄の県民が1つになって応援していて、すごかった。それをもう一度味わえるなんて、生きてて良かった」とかみしめた。

 80位で出た第2ラウンドは前半の15番、18番でバーディー先行。後半は2番、4番でボギーを打ったが、6番パー4で7メートルのパットを沈めてバーディーを奪った。「前半はショットが安定してて、いいゴルフができたけど、後半はグリーンを外してアプローチを寄せ切れなかったのがもったいなかった」と振り返った。

 初日が75、第2日は71と伸ばせず、カットラインに1打及ばずに予選通過を逃した。それでも、「ショットはだいぶ良くなって、いい手応えを久しぶりに感じられた」と話した。

 今季は21試合に出場し、予選落ちが15回。最高成績は大東建託・いい部屋ネットレディスの35位と低迷している。新垣は「本当に良くないですね。ショットは良くなってきたので、パターやショートゲームが大事になる。来年の試合が厳しいところなので、後半に調子を上げて、QTにちゃんと通って、来年出られるようにというのが最低限の目標です」と掲げた。

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