
神農洋平
◆男子プロゴルフツアー ロピアフジサンケイクラシック プロアマ戦(3日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)
1日の主催者推薦選考会(マンデートーナメント)で本戦出場権を獲得した35歳の神農洋平(フリー)が3日、会場で取材に応じ、予選突破を目標掲げた。
選考会では最後の6枠目をつかみ、本戦切符を得た。19年の平和PGM選手権以来、6年ぶりのレギュラーツアー出場。「マンデー受かっちゃったので、思い切り目の前のことにベスト尽くして頑張りたい」と力を込めた。
2023年に女子ゴルファー木戸愛(日本ケアサプライ)と結婚。同じ35歳の木戸は今季、資生堂・JALレディスとCATレディスで2度の2位と存在感を放っている。神農は妻を「どんな時も応援してます…というスタンスなので、いい嫁です。本当に素直。おもしろい部分もある」と照れ笑い。1日に山梨から都内の自宅に一度戻り、妻にマンデー突破を報告し「喜んでくれた」と笑みを浮かべた。
さらに、同じ35歳の小平智(Admiral)から受ける刺激も大きい。2週前ののISPSハンダ夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメントで7年ぶり8勝目を飾った小平を「親友」と評し「智は大学生時代から一緒に練習して、僕のゴルフの道筋を作ってくれている」と感謝する。
愛妻、そして小平の名前を挙げ「嫁も頑張っているし、今(ゴルフを)続けられるのは)智のおかげ。自分ももっと頑張らないといといけない」と決意を口にした。
今季は台湾ツアーを主戦場としており、出場8戦で予選通過は2回。「向こうのコースはグリーン(の状態)が悪かったり、移動が大変だったり、言葉の壁もある。その分、日本に帰るとコースセッティングは恵まれてるなと思う」と言い、距離が長く、ラフも深い富士桜CCの難コースで選考会を突破した。本大会に向けて「出ることだけが目標じゃない。予選突破してちょっとでも上位に食い込みたい」と意欲を燃やした。